イギリス アンティーク
天然ダイヤモンド
エドワード7世の即位から第一次世界大戦までのエドワーディアン期のものになります。
エドワード王の在位は1901-1910年までですが、「エドワーディアンのジュエリー」とは、1890年頃から1920年頃までにイギリスで作られたジュエリーを指します。
隣国フランスのベルエポック時代とほぼ重なります。
アンティークらしい手間をかけた作りのお品です。
モチーフの透かし彫りは、微妙に違う間隔の大きさで手で作っていることが伝わってきます。
フェイスの裏面をみると、透かしがきれいに開けられており、光が最大限に抜けるように作られています。
このリングが製作された1900年代初頭のイギリスは、電気が十分に普及しておらず、薄暗い灯りやガス灯の中での生活でした。テーブル部分を広めにとったダイヤモンドは、暗さの中で魅力的な煌めきを見せていたのだと思います。
サイズ 約 12号
素材 プラチナ/ SV
製造年 1900年前後
付属品 鑑別書
刻印は残っていますが消えかけています。
※サイズのお直しご相談ください。