フランスアンティーク
天然フラットカットガーネット
ドルムースピアス
フランス19世紀中頃
ナポレオン3世の時代のもの。
薄くフラットカットに仕上げられたガーネットが飾られています。
テーブル面が大きいフラットカットのガーネットは当時のジュエリーによく使われました。
ガーネットは邪悪なものから自分を守ってくれると考えられ、当時はたいへん人気のあるストーンでした。
アンティークのガーネットは現代のガーネットとは全くと言っていいほどに違う独特のガーネットで非常に魅力的です。天然そのままの色味で艶があります。
そしてこちらは見事な金細工が見て取れます。
地金で小さな粒をつくり、地金自体を溶かしてつける粒金や、まるで紐を編み込んだような細工など大変高度な技術を必要とする製作方法が見られます。
ドルムースピアスとはアンティークによく見られるデザインで、フックを後ろから前に通してモチーフのホールにカチッと装着するピアスです。
日本ではあまり見かけませんが海外のブランドではこのタイプが現在でもあります。慣れると着脱は簡単です。
サイズ 全長 38ミリ
地金 18金
刻印が残っています。
付属品 鑑別書