フランス ペルピニャンガーネット
ペルピニャンガーネットの中にもオレンジに近い赤や、深紅のものなどカラーはまちまちですが個人的にはこの赤紫色が1番魅力的かと思っています。
ペルピニャンガーネットは、フランス南西部ペルピニャン地方で産出されていた希少な美しいガーネットのことです。
枯渇してしまった大変希少な柘榴石、同じサイズのルビー以上の価値があると言われる宝石です。
古くに鉱山は枯渇してしまい、鉱山からガーネットが採掘されることはもうありません。
フランス現地でもやはりアンティークでしか手に入らない、フランスのアンティークジュエリーに限定された美しい、まさに幻の石です。
ペルピニャンガーネットはローズカットに研磨されより輝きが増すようにストーンセッティングの際に赤く染色した銀の箔や金の箔を敷いてクローズドセッティングで留められています。
150年以上前のものですので、裏側に凹み、小さな傷があります。
サイズ 45㎜ × 19.7㎜
地金 18金
年代 1850年頃
付属品 ソーティング
刻印は18金を表す鷲の頭の刻印が押されています。